【ア・2】

アミ  網  
網にも色々あるが、ここで取り上げるのは魚網の網である。刺し網漁などに使われる網には、網目の細かな身網と、網目の粗い外網とが対になっている。浮子は直接網に結わえることは少なく、浮子綱(あばづな)に結わえる。越前海岸に漂着する白樺浮子には直接ナイロン製の網が結わえてあることがある。(林)  
ムーミンが網をかけている絵がある。ムーミンコミックス『黄金のしっぽ』48ページだ(トーベ+ラルス・ヤンソン作 筑摩書房 2000年)。網についているオモリは二枚貝の貝殻で、網の上についているウキは長四角にみえる。このウキは白樺の皮?もしくは木?網のいちばん最後についている目印の大きいウキは「まがたまを細長く引き伸ばしたような木」だ。どうしてこんなに網の絵をくわしく描けるのだ?と思っていたら、トーベ・ヤンソンの著書に、ヤンソン自身が、網をあげている写真があった(「島暮しの記録」筑摩書房1999)。この本は小島あずささんに借りて知った。すごい。本当に、どんなウキを使っていたのだろう?(京馬)

アミメ  網目  
ガラスの浮玉は、あらかじめ1コ毎網を編んで包んで使用するので相当の手間をかけなければなりません。編み方も小さい玉は雑ですが、大きめのものになると芸術的な均等の網目を作っています。(川崎)

アラスカ  アラスカ  
広大な面積を有するアメリカ合衆国最大の州である。この州は海に面した部分が広いためにビーチコーミングに向いているようで、ガイドブックにもその事が載っている。多くのガラス玉のポイントがあり、アラスカヒグマがガラス玉を守っている所があるそうだ。何か北海道のヒグマと化石アンモナイトとの関係にも似ている。今から20年ほど前に、アリューシャン列島の果てにあるオットセイの生息地、プリビロフ諸島のセントポール島を訪れた際に、海岸でたくさんの大きなガラス玉を見つけたが、荷物になるので持ち帰れず、悔しかった記憶がある。まだまだたくさんあるのだろうなぁ。(林)

アルミウキ  アルミ浮子  
浮子の素材がアルミのものを言う。形は図のようになっており、神社のガラガラ鳴らす鈴の様な雰囲気だ。ロシア製で、ロシアの漁船が使っているのを写真で見たことがある。これが遥か沖縄の八重山方面まで漂流しているのだ。沖縄で出されている「うるま」という雑誌に載っていたガラス玉を集めていたおじさんによれば、極めて稀とのことだが、石垣島に住んでみえる金子夫妻によれば、数回発見されたようだ。  アルミ浮子はロシア製の他に、ノルウェー製、イギリス製が知られている。  私も過去に一度、フィールドの越前海岸で直径が18cm程のアルミ浮子を見かけたが、ガラス玉ではないので拾わなかった。だって、きれいじゃないもん。ここでもガラス玉の勝ち!!(林)
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私が拾った与那国島に漂着したアルミ浮子の一つは直径が50cmほどで、大きく薄目ですが、継ぎ目が無く、黒いプラスチック製のポッチから紐がでている。二つ目は直径が38cmほどで、継ぎ目を叩きながら作ったようにでこぼこしている。そして持ちやすそうな把手状のものが上部左右についている。中に海水?が入っていて、振るとチャプチャプ音がする。何年か前に漁師の人が持っていたのは、直径が1,1mぐらいの、やはり継ぎ目の無いものでした。(久野)
                               
アルミッコ  あるみっ子  
何とまぁ「あるみっ子」とはよくぞ名付けたもんだ。2002年暮に石川慎也さんから送っていただいた資料の中にこのアルミ製浮子のちらしが入っていた。  この浮子は富山にある三協アルミの新製品で、平成15年2月に発売予定をしている浮子だった。発売元は富山県漁業協同組合連合会で、リサイクル可能で耐久性が高く、船用レーダーの反射強度が高いことがウリとしてあった。浮子の形には3種類あり、球型、枕型の貫通式と、球型の耳つきになる。(林)
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by ukiukijiten | 2007-01-25 20:01 | ア〜オ


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