カテゴリ:マ〜モ( 3 )

【ミ】

ミサワキチ  三沢基地  
青森県の米軍の三沢基地にいる軍属のなかにはガラス玉をライフワークにしているヤツが多い。中にはHPにビーチコーミングの様子などを出しているヤツもいる。また三沢基地から尻矢崎までの下北半島の太平洋側を、地下足袋はいてガラス玉探して歩き回っていたJim Walterさんの様子はBert and Margie Webber著「I'd rather be beachcombing」に詳しい。この本の 表紙にもなっているJimさんの楽しい話題も多 いが、妻と友人と3人で射撃演習場の中に入り込み、浜で古銭を探すのに夢中になっていて気が付いたらサイレンがなり、頭の上を砲弾が飛び交っていたなんて笑えない話もある。(林)

ミズイリウキ  水入り浮子  
浮子の中には水圧で潰れてヒビが入ったり、割れたりして中に水の入ったものがある。洗って、乾燥させても中の水が抜けない場合もある。漂着するオウムガイも中の水がなかなか抜けないようだ。ガラス玉でも割れていないのにどこからか水が入り込み、振ってやるとチャポチャポと音がする浮子がある。越前海岸に漂着するガラス玉には出来が悪いのが多いのか、水入りガラス玉が時々ある。  アメリカのインターネットのHPを見ていると、ガラス玉を売っているサイトがいくつかある。お土産用のカラフルなモノもあるが、実際に浮子として使われていたモノを売るところもあり、こうした水入りガラス玉はけっこうな値段で取り引きされている。(林)
 少しだけ水がはいったガラスダマを日向においておいたら、水が減った。悲しい。(小林)
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ミッドウェー  ミッドウェー  
北回帰線と日付変更線の交わるあたりにある。太平洋の真ん中に位置するミッドウェー環礁は海流の循環する真ん中に位置しており、ある意味で浮かぶ漂流物の行き着く先、つまり墓場だ。日本、アメリカ、韓国、中国、東南アジアなどなど、ミッドウェーを取り巻く国々から出たゴミの集まるところだ。ここではアホウドリの仲間が集団繁殖するコロニーを形成しており、親鳥は餌を海から採集してくる。ところが親鳥が餌と思って採集してくる中には100円ライターやプラスチック製の浮子も多く含まれており、黄色のライターやオレンジ浮子が特に好まれるのだそうな。でも、これは好まれると言うよりも、目立つのだろうなぁ。そんなモノを餌にもらった幼鳥は吐き出すそうだが、時には間違えて飲み込んでしまうこともあると聞いている。(林)

ミドリダマ 緑玉
台湾製の緑色をした浮き玉。直径は28センチほどで、へそはおおきく凹み、ヘソから外周をぐるっと回るモールド線がある。このモールド線は、半球の型を使い、浮き玉が作られたことを意味している。
また、網がけも特徴的で、やや太めの縄で作った二つの輪を、玉の上下に置き、その間をジグザグに細めの縄でかけてあります。
2007年2月ごろを中心に、沖縄方面では多数が漂着し、一人で15個も拾う人がいた。島によっては行き交う車の座席にこの緑玉が鎮座していたとか。同年5月、島根県でも一日に3個拾われた方がありました。(林)
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緑玉はずっと台湾のものだと言われてきたが、その後の調査で中国でも使われている事が判明した。中国で昆布養殖をしており、その養殖場の浮きに使われていた。特徴的なジグザグの網がけがあり、養殖用がメインと考えられる。2013追記:林

ミヤゲモノ  土産物  
浮子が土産物になっている例は多い。ハワイの土産物屋でもガラス玉は売られているし、日本でも売られている。北海道ではまだガラス玉を作っている工場があり、小さなガラス玉に紐をかけ、つるして売られていると聞いた。  私が見たのは、丹後半島の根元にある、天の橋立の土産物屋で、8センチほどのガラス玉が300円で売られていた。粗めの綱がかけられピカピカで傷もなく新品だった。国産品か輸入物なのかは分らない。  島根県の日御碕に旅行に行った友人の話では、漂着したガラス玉が300円から600円程で売られていたそうだ。店番にはおじさんと、おばさんとが、いたそうだが、三つ買った友人はおじさんにオマケしてもらったとのこと。(林)

ミヤコ  ミヤコ・宮古  
岩手県の三陸海岸に宮古はある。そんなに大きくない漁業の町だ。シリンダー型のガラス浮子にこの地名を陽刻した例がある。それには「宮古叶トクヱ」と縦に陽刻されており、「叶」は◯の中に入っている。他には「ミヤコヘ六」、「ミヤコヤ」、「ミヤコ 」と縦に陽刻されているものがある。 ウッドの著わしたBeachcombing for Japanese Glass Floatsでは、「宮古叶トクヱ」の陽刻に The top two characters,Mi-ya-ko,mean "Capital City";the bottom three,To-ku-e,"Special Picture." The central,circled character is unknown. と説明している。ここ にあるように宮古をミヤコとは読めたものの、それを都と勘違いしている。これは初版だけではなくて,最後の版となる1985年の第4版でも そのままなのだ。誰も教えてあげなかったのかなぁ?それともウッドさんのジョーク?(林)
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by ukiukijiten | 2007-01-23 18:12 | マ〜モ

【マ】

マーカーブイ マーカーブイ
巻き網漁などの際に、囲む中心となる位置を知らせる、目印(マーカー)となるためのブイ。硬い素材ではなく、柔軟な素材が使われている。下の写真は空気の抜けた状態で漂着したもの。(林)
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マクラダマ  まくら玉  
シリンダー型やローリングピン型で大きめのガラス製の浮子を「まくら玉」と読んでいる。まくら玉とはすばらしい名前で、形からもその雰囲気を感じさせる呼び名だ。  暑〜い夏に冷やしたまくら玉を枕に、籐むしろの上で素っ裸で昼寝したら、気持ち良さそう。写真の大きな方は52センチ、小さい方でも38センチ。ジャンボローラーともいう。(林)
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マグロハエナワ  マグロはえ縄  
マグロ漁に使う漁具で、一つの単位には300mほどの幹縄があり、その中に長さが20mほどの枝縄が5本結ばれている。枝縄の先端には大きな釣り針がありイカなどを餌にする。この一つの単位の両端に直径が20cmほどのガラス玉を浮子にして、単位を増やしてゆく。そして最先端には標識灯、ラジオブイなどをつける。このマグロはえ縄漁は、キハダマグロやビンナガマグロに使われるものだ。(林)               

マットウキ  マット浮子  
ダルソコ浮子の項目を参照

マメガタウキ  豆型浮子  
中国製のプラスチック浮子の一種である。これを豆型と名付けたが、どんな名前がよいか色々と考えた。腎臓型、豆型、長丸型などなど・・・。結局豆型に落ち着いた。この浮子は表面積が大きいために広い範囲に陽刻が刻まれる。そうなると曲率が激しくなって、拓本がとりにくいのだ。この浮子のほとんどが浮力300克、耐圧水深100mのようだ。中には耐圧水深が80mや30mしか無いものもある。  豆型浮子には大きさのバリエーションがあり、私の知る限りでは大きい方から、全長が178mm、165mm、135mm、118mmの四種類がある。この中で最も多いのが全長135mm、直径82mmの浮子で、豆型浮子の90パーセント以上を占めている。(林)
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豆型浮子: 徳島県沿岸でも比較的頻繁に採集できる浮子。長さ12-13cmの楕円形。色は水色。中国製と考えられる。表面には瑞安,苳田,塑料二,華利,耐圧水深 125米,0 5,浙江,温州番風塑料、浮力300克,耐圧水深100米.中国 大連 0411-8424370などの陽刻が見られる(茨木)             

マンチョウセン  満潮線  
満潮時の汀線である。漂着物は満潮時に打ち上げられるものが多い様で、この満潮線に沿って、多くの漂着物が打ち上げられていることがある。潮が引いた後の満潮線を自分が最初に歩くときは何だかワクワクするが、先人の足跡が続くとそんな気分にはなれない。家のまわりで犬走りと呼ばれる場所があるが、餌を探して犬が満潮線沿いに足跡を残すことがある。これも犬走りだろうなぁ。(林)
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by ukiukijiten | 2007-01-23 16:48 | マ〜モ

【ム・メ・モ】

メガフロート メガフロート  
超巨大なフロートだ。このメガがつくものにはけっこう面白いモノがある。メガマウスという魚がいるが、これは目玉がネズミの形をしているわけではなく、目がネズミほど小さいのでもない。ただ口がデカいのだ。  メガフロートは2001年の1月に三重県志摩町の海岸に漂着した。その大きさは100m×60m×3mの大きさだった。このメガフロートのフロート籍は韓国にあり3月になってやっと漂着先から船出?した。でも不運は続くもので、すぐにトラブルが出てまた漂流をはじめた。もうその頃にはマスコミも飽きてしまい、このメガフロートが韓国に戻ったというニュースは聞いていない。(林)

モクセイノウキ  木製の浮子  
プラスチックが主流になる前は木製の浮子が使われていた。各地にある資料館などを訪ねると、こうした木製の刺し網浮子が見られる。その素材には、コルク、ウルシ、キリ、マキなどがある。(林)  徳島県南部の牟岐町で、大正から昭和30年頃にかけて使用されてきた木製浮子の材質はすべて桐。コノシロ建網、ハマチ建網、メバチ建網につけられているもの。上部中央には「丸一」の焼印がある。これは牟岐町天神前の旧所有者のもの。  木製浮子の材質は、瀬戸内地方は桐が多くサワラ瀬曳網のみ杉が多い。三浦半島、島根県島根町沿岸部はキリ、伊勢湾・志摩半島・熊野灘はサワラが多く、房総半島はヌルデ、島根県宍道湖はヒノキ、新潟県ではキリとともにウルシが使用されることもある。  徳島では木製浮子の漂着は確認されていない。(磯本)
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by ukiukijiten | 2007-01-23 15:47 | マ〜モ