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【ヤ・ユ・ヨ】

ヤクシマ  屋久島という島について ・屋久島ってどんな島?
 (山川海全てがそろっている)  屋久島は水と緑が溢れる島です。島の中心には2000m級の山々が天高く聳え立ち、その山頂部ではモクモクと雲が沸き起こります。その雲の海は溢れんばかりの雨を生み出します。屋久島へ向かうフェリーの上からそんな姿を眺めると、その迫力に神々しさや凄みを感じずにはいられません。まいった!と圧倒されます!この感覚は飛行機では味わえません。屋久島へ遊びにいらっしゃる際、時間に余裕があるならば絶対フェリーがお勧めです!  雨は緑の森を育てます。小高い丘から森全体を眺めるとブロッコリーの様にモコモコと空を目指す緑の絨毯を見ることができます。その緑の絨毯は山頂付近から海まで途切れることなく照葉樹林は続いています。これが世界遺産に登録された理由です。もし私が不老不死だったなら、ゴムボートに乗り込んで、山の上から海まで森の上を滑ってみたいです!!  雨はまた川をつくります。高い山がある為、数え切れない程の川をつくります。川の水は透き通り、河口では泳ぎまわる魚達がはっきりと見てとれます。真夏、ギラギラと照りつける太陽の下、冷たい川を泳いだり滝を登ったりと遊ぶカヌーや沢登りはもう最高です!  雨はやがて海へ注ぎ込みます。屋久島は山しかないと思われがちですが、実は海も素晴らしいのですよ。屋久島はサンゴ礁の北限でもあります。海中を覗くとそのサンゴを中心として実に様々な生き物で溢れかえっています。(海の中を覗きたくなったら私がご案内致します!)そんな賑やかな海を育んでいるのは元気な山、その山と海とを結ぶ透き通る川、そして遥か彼方赤道付近から北上しやってくる黒潮なのです。  雨は森を育て川をつくり、そして海を育てる・・昔机上で習った事柄が全てリアルに体験し納得できてしまう・・それが屋久島の凄さであり最大の魅力だと私は思います。   ・黒潮が運んでくる置き土産たち 島に多大な影響を与える黒潮は様々な置き土産を残していきます。黒潮の北上ルートに沿って立ち寄る地域のものが多いです。  例えば植物では南方系果実のヤシの実、ゴバンノアシ、モダマなどの耐水種子。  動物では漂着した大木にびっしりとくっついていたエボシガイ…この光景は壮観でした…など。  物品では中国、台湾、韓国産のレトロなビン、未開封の怪しげな缶、ライター、ペットボトルなどなど。  さらに様々なマークのオレンジフロート(船マークがダントツ多い)やブルーの浮き達。これらは網ごとグルグル巻きになって流れ着いているものをよく見かけます。  また、直径50cm位の丸くて茶色いプラスチック浮きも多いです。屋久島ではこの浮きを半分に切断したりと加工し、色を塗り替え植木鉢やカエルの置物にしている民家が多いです。ちなみに我が家では表札にしています。  皆が胸をときめかせるガラス浮きは防風林の中でみつけます。きっと這いつくばって探せばたくさんあるのでは・・と睨んでいます。 ・最後に・・  今まで私は漂着物を拾うことがただ面白くて、お気に入りを作ってはそれを拾って喜んでいました。しかしウキウキ研究会と出会ってから、ただやみくもに拾うだけではなく、漂着物をもっと世界的視野をもって体系的に捉えてみたいと考える様になりました。縦に細長い日本列島に点々と散らばるウキウキ会員の方々から飛び交う情報を楽しみにしつつ、この島からも様々な糸口となる情報を発信できたらなあ!と思っています。(高橋)

ヨウコク  陽刻  
陽物ではない。陽刻だ。ウキウキ研究会は当初、陽刻浮子研究会という小難しい名前を考えていたが、「陽物と間違えられたらどうするんですか!」というケマさんの指導が入り、結局ウキウキとなった。  浮子などの表面に凸型に浮き出した文字や図柄を陽刻と言う。これとは逆に凹型に凹んでいるものは陰刻という。浮子の表面に陰刻が施されている場合もあるが、これは極めて少ない。1%以下と思われる。(林)

ヨウジョウシートウキ  養生シートウキ  
発泡スチロールの浮力体ホームセンターなどにある養生シートで包んで、表面の補強をした浮子を言う。発泡スチロールの浮力体は俵型をしたものが多く、それにオレンジ色や赤色の養生シートで包みその上からロープで結わえてあったり、金属でかしめてある。韓国で作られている物の漂着例が目立つ。色はオレンジが最も多いようだ。(林)
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ヨナクニジマノウキ  与那国島の浮子  
八重山列島の西の端、与那国島にお住まいの久野幸子さんには漂着したプラスチック浮子をいくつか送っていただいた。そうした浮子はCDRの写真で見ることができるが、私のフィールドで見かける浮子とは違いがあった。漂着浮子の種類はそんなに変わらないのだが、それぞれのプラスチック浮子のツヤが違う。台湾や中国に極めて近いせいか、浮子がツヤツヤ なのだ。やはり近場の浮子はエージング(風化、劣化)が少ないようだね。(林)

ヨーロッパノウキ  ヨーロッパの浮子
 浮子は日本だけのものではないので、ヨーロッパでも作られた。ヨーロッパの浮子は、やはり大西洋に分布しているので、日本沿岸までやってくるのは稀だ。  ヨーロッパのガラス玉には次のような例がある。直径9インチ、色は明るい緑、家型のマークの中にWの文字・直径5インチ、緑色、魚が3匹重なったマーク・直径5インチ、緑色、錨のマークにSが重なる。こうした例の他には、British Made、PG Portugal、Made in England、 Made in Czechoslovakia と言ったように生産国を明示した浮子もある。下の写真はF1マークのノルウェー製のウキ。(林)
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by ukiukijiten | 2007-01-22 19:46 | ヤ〜ヨ